不動産投資でローンを組める年収はいくら？

不動産投資においてローンの融資を受けられる基準は「年収700万円」です。不動産投資ローンに力を注いでいる信用金庫をはじめ、多くの金融機関を比較して条件のいいローンを十分選択できるレベルです。
年収が700万円以上であれば不動産会社が斡旋する提携ローンだけでなく、自分がいいなと感じた金融機関でローンを組むという方法があります。最適な金融機関を選択するためには、事業計画を作成した上で、複数の金融機関の話を聞くことが大切です。
購入予定の物件が1億円以内でも年収700万円以上は必要となります。目安としては、新築・中古の区分マンションや、中古のアパート1棟を購入できる金額です。
・地方銀行やメガバンクから融資を受けたい
・新築マンション1棟を購入したい
という考えをお持ちの方は、年収1,000万円以上であると安心です。
数十年前は年収500万円の人が3億円借りられていましたが、現在はかなりハードルが上がっているのです。

「融資を申し込む方の勤務先、社会的・経済的背景（年収）」などを考慮し、返済可能と判断されると年収500万円でも融資を受けることが可能です。
具体的な審査項目の例は、
・年齢
・年収
・勤務先
・勤続年数
・自己資金
・資産状況
・借入金の残債
・家族構成・世帯年収
などです。年収は一つの項目にすぎず、あらゆる項目から資金を返済できる人かどうかを判断します。複数の項目の中でも1番大切なのは「既存の借り入れ状況」と言われています。不動産投資のために借り入れをしている金額も重要な判断基準になるのです。借入限度額が年収の10倍、年収の20倍など、銀行によってそれぞれ基準は違います。
年収500万円の方が融資を受けるためには、融資の基準に注意してどの金融機関を利用するべきか判断することが重要なのです。

年収300万円で融資を組めたとしても、少額であったり、高金利な場合があります。
そうなると不動産投資に適した物件を購入できなくなり、利益を見込めず購入した意味がなくなってしまいます。
まずは年収を上げることに注力するのも選択肢の一つです。
また、ローンを組んで物件を購入する以外の不動産投資を検討する方法もあります。
株式会社ダイムラー・コーポレーションは、Daimlar Fundというクラウドファンドを行っています。不動産事業に複数人で投資をするものですので、年収300万円の方も気軽に始められます。