不動産投資に向いている人の特徴は？　成功者には共通点がある？

不動産投資で成功するためには、成功している人の共通点や特徴を知ることが何より大切です。では一体のどのような人が不動産投資で成功しやすく、向いているのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

【情報収集能力が高い人】

今は簡単にインターネットで調べものができる時代ですが、インターネット上の言葉が全て正しいとは限りません。インターネット以外にも新聞や業者、投資仲間などの口コミも踏まえてより多くの情報を収集する必要があります。情報量が多いほど情報の正誤判断の材料も増え、誇大広告などを鵜呑みにしてしまうといったリスクを減らすことができます。 

【先を見通した判断ができる人】

不動産投資では、長期的な目線が大切になってきます。新築だから儲かる、などといった目先の利益だけにとらわれず数年後、数十年後を見通して判断できることが大切です。

【金銭的に余裕がある】

不動産投資は、思いがけない出費が重なることがよくあります。そのため金銭的に余裕があることが、心の安定にもつながります。出費が続いているから怖い、怖いから手放そうなどといった焦った判断に迫られることもありません。投資において損切りも時には必要な判断ですが、手元の物件が赤字になったら明日から住宅の家賃が払えないという状況では正常な判断もできません。投資を成功させる上で、ある程度の金銭的余裕は必要です。

不動産投資に向いている人もいれば、向いていない人もいます。以下の内容に当てはまるという方は注意が必要です。

【せっかちで白黒をすぐにつけたがる人】

不動産投資で正しい判断をするためには、ある程度時間をかけて情報収集や判断をする必要があります。そのため「今すぐこの場で白黒つけたい」というような、せっかちな性格の人は不動産投資で不利になることもあります。

【勉強をすることが嫌な人】

不動産投資ではさまざまな専門用語や計算式が使われていたり、その他でも不動産投資に関わるさまざまな知識が必要となります。不動産投資初心者は、最初は専門用語など聞きなれず難しいと感じることも多いようです。しかし不動産投資で成功するためには、不動産投資の勉強をして基礎を頭に入れておく必要があります。

不動産投資の勉強をしたくない、頑張れないという人には不動産投資が向きません。

【人を信じ込みやすい人】

不動産投資では、プロの不動産業者を名乗っていても目先の利益にとらわれて、顧客の利益を後回しにした営業をしてくる人もいます。また宅建などの免許を保有していたとしても、経験が浅く適切なアドバイスができないといった業者も中には存在します。そうした業者を見抜くためにはまずは「その情報は正しいのか」「利回りが高すぎるのはなにか裏があるのではないか」「リスクの予想が甘いのではないか」などと疑い推測し、自分でも調べることが大切です。しかし相手を信用してしまいやすい人は、間違っているかもしれない情報を鵜呑みにしてしまい失敗してしまうことがあります。

不動産投資に不向きな人の特徴に当てはまった、という方も多いかと思います。しかし不向きな特徴に当てはまったからと言って、不動産投資はしない方がいいというわけではありません。せっかちな人は考える時間を設けて即日で判断しない、勉強が嫌いな人は一日でできる範囲で勉強する時間を取り入れてみる、人を信じやすい人は疑う癖をつけてみる・・・など、不向きな人も努力によって十分カバーすることができます。

大切なのは「自分はこういう部分があるから、具体的に〇〇して改善しよう」と思い行動することです。不動産投資で成功するために、成功者の特徴を知り自分を見つめ直すことも大切なことです。